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新しいシーズン、新しいマシン [from ペターの公式サイト]

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2010/12/18

PSWRTにとって素晴らしい結果となった2010年シーズンが終わったところだが、2011年シーズンはもうすぐだ。新しいシーズンと共に、新しいマシンもやって来る。現在のWRカーは歴史となり、新しいマシンが出番を待っている。

最も大きな変更は、排気量が2Lから1.6Lとなり、リストリクター径が34mmから33mmとなることだ。ギヤボックスは全車で統一され、センターデフは搭載されない。マシンは小さくなり、全長は4.2mから3.9mとなる。最低車重は1230kgから1200kgとなる。エンジン、電気系、トランスミッションは、FIAから承認された1社が供給し、価格が制限されるため、安価となる。カーボン・ファイバーの使用も規制される。新しいタイヤのサプライヤーは、ミシュランとDMACKだ。

変更は全て、コスト削減と、より多くのマニュファクチャラーがシリーズに参加することを目的としている。シトロエンDS3フォードはフィエスタ、そしてMINIが新しいマニュファクチャラーとして参戦する。今後数年の間に、更にいくつかのマニュファクチャラーの参戦が期待されている。

ペター・ソルベルグが2011年にどのマシンをドライブするかはまだ決まっていない。開幕戦は、2月10-13日のラリー・スウェーデンだ。

原文:http://www.pettersolberg.com/html/2010/12/18/ny-sesong-nye-biler/?lang_pref=en

ペター・ソルベルグ - PSWRT:Q&A [from Crash.net]

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2010/12/14

2003年の世界チャンピオン、ペター・ソルベルグが、Crash.netラジオのロブ・ウィルキンスによる独占インタビューに答えた。


ペター・ソルベルグは今年、好調なシーズンを送り、彼のプライベート・チームはセバスチャン・ローブ、セバスチャン・オジェ、ヤリ-マティ・ラトバラ等といったワークス・ドライバー達と何度もバトルを繰り広げた。

実際、このような彼の活躍により、我々は彼を2010年トップ10ラリードライバー・ランキングのトップにした。このノルウェー人が、終わったばかりのシーズンについて、Crash.netラジオのロブ・ウィルキンスによる単独インタビューに答えた。そして彼は、2011年についても率直に語った。

Crash.net:
ペター、おめでとう。素晴らしい1年でしたね。Crash.netはあなたを2010年トップ10ラリードライバー・ランキングの第1位にしました。これはあなたにとってどのような意味を持ちますか?

ペター・ソルベルグ:
大きな意味があるよ。(今年)ずっとやってきた全てのことに対して、こんな称賛を得られたのは良いことだね。僕らは限界までプッシュしているし、僕個人にとってもとても嬉しいよ。

Crash.net:
あなたが今シーズン達成したこと、ドライバー選手権3位と8回の表彰台獲得は素晴らしいことです。シーズン当初、これができると思っていましたか?

ペター:
正直に言って、僕らはプライベーターで、予算は少なく、クルマは2台しかない。そして、もし大きなアクシデントがあったら、今シーズンの僕にとっての選手権は終わっていたと思う。でも、トップ3の争いができるだけの速さを僕が持ってるってこともわかってた。それができないって思っていたら、絶対に参戦していなかった。誰もが言ったよ。僕のエンジニアのFX(フランソワ-クサビエ・ドゥメゾン)でさえも、とても難しいって。でも僕は言ったんだ。「やってみようよ。もしできたら、それは何でもできるってことだよ」って。

Crash.net:
2010年を振り返って、ハイライトは何でしたか?

ペター:
メキシコだね。8回のポディウムの最初で、特別だよ。でも、どのラリーも良かったよ。スウェーデン以外はね。ニュージーランドでは、勝利への大きな、大きなチャンスがあった。他のたくさんのラリーでもそうだっだけど。でも、戦略とか駆け引きとか、やることがたくさんあるんだ。知ってるだろ。ラリーGBが今年の良かったラリーの1つかもしれない。スペインもとても良かったよ。

Crash.net:
あなたはポルトガルの後、コ・ドライバーを替えました。クリス・パターソンとのコンビはどうでしたか?フィル・ミルズがいないのを寂しく思っていますか?

ペター:
もちろん、フィルがいなくて寂しいよ。寂しくないなんてことはない。でも、クリスがやったことは信じられないよ。彼はとても賢くて、仕事を実に正確にこなした。たくさんの仕事と努力を必要とするんだ。僕はかなりの完璧主義者で、全てのことを正しくやっていきたい。彼はとてもいい仕事をしていて、彼の働きぶりにはとても感心しているよ。

Crash.net:
最後の2つのイベントには、自費で参戦したと聞いています。自分自身のチームを運営するのはどれほど大変なことなんですか?

ペター:
前にも言ったけど、予算がどうなるかなんてわからないんだ。一度何かを始めたら、最後までやらなきゃならない。ずっと働き詰めで、ほとんど家にいなかったんだ。シーズンが終わった今も状況は同じで、(2011年に向けて)どれだけ準備できるか見ていないといけない。まだ何も準備できていないんだ。プジョーとの(IRCでの)ラリー1戦以外はね。何かがあることはいいことだよ。

Crash.net:
あなたが言ったように、あなたはプジョー207 S2000でラリー・モンテカルロに出場する予定です。楽しみにしていますか?

ペター:
とても楽しみだよ。僕はドライビングが好きだし、これが僕のシトロエンでのポジションの助けとなればいいね(シトロエンとプジョーはどちらもPSAグループに属している)。難しいラリーだよ。でも、ああいうクルマとギヤボックスでリズムを掴んだり、少しパワーの少ないクルマでドライブを学んだりするのは楽しいんじゃないかな。クルマは小さくて、タイヤはミシュランだ。ラリーは5日間で、僕にとってはWRCのシーズンが始まる前にいくらか走行距離を稼げるってことが重要なんだ。WRCに参戦する準備が全て整えば、の話だけどね。

Crash.net:
今回のラリー・モンテカルロは激しいバトルとなりそうです。どのような結果が出せると考えていますか?

ペター:
僕は今年、どのターマックでも速かったし、どのラリーでもセバスチャン(・ローブ)とバトルした。望む結果は得られるはずだし、プジョーは僕に勝利を求めている。いつも通り、ハードにプッシュするよ。でも、このラリーはとてもトリッキーだから、ラリー全体を見据えて、少し戦略のことも考えるかもしれない。

Crash.net:
IRCをどう思いますか?

ペター:
いいクラス、いいシステムだよ。ラリー・モンテカルロでは、テレビでの生中継等、いい広報をしている。このやり方はとても、本当にいいよ。でも、世界選手権が僕にとって第一なんだ。最高のクラス、WRCにいなきゃいけない。それがすべてだよ。

Crash.net:
2011年の計画について、何かもう少し話して頂けませんか?

ペター:
まだ何も話せることはないんだ。今やっているところだよ。残されたわずかな時間のうちに、全部準備ができるといいんだけど。できるだけ早く決めたいんだ。でも、まだスポンサーともサインしていないし、何も準備できていない。でもできる限りのことをやっている。全開だから心配いらないよ。

Crash.net:
あなたはこの2年間、シトロエンのマシンで走っていたわけですが、噂されているように、シトロエン・ジュニア・チームの可能性もあるんですか?

ペター:
うーん、もしシトロエン・ジュニア・チームなら、チームが完全に全責任を負うことになる。チーム名が'ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム'じゃなければ、マシンに僕のスポンサーを載せることはできないんだ。もし僕がシトロエン・ジュニア・チームで走るなら、チーム側が全ての称賛を得ることになる。だから、チームが全費用を負担することになる。これはとても微妙で難しい状況だよ。

Crash.net:
フォードMINIはどうですか?可能性はありますか?

ペター:
どんな可能性だってあるよ。実際、僕は何だって聞く。マルコム(・ウィルソン、フォード・Mスポーツ代表)とも何回か話したんだ。でも、返事をもらっていないから、これについては進めるのは難しそうだ。自分自身のことについて頑張って、自分のやり方にこだわって、シトロエンで解決策を探すしかないんだ。もし見つけられなかったら、それまでだよ。

Crash.net:
あなたがサーキットでのレースで1年過ごすという話があります。この可能性もありますか?

ペター:
うん、もしWRC参戦の準備が整わなくて、勝つチャンスがあって、予算が確保できればね。僕に選択の余地はないんだ。簡単なことだよ。もし契約できなかったら、僕を求めてくれる場所で何か他のことをやるだけさ。ル・マンは確かに僕を求めている。GTチームのいくつかも興味を持ってくれている。こっちの方が簡単で良さそうだ。アメリカに行くかもしれない。これはもう1つの選択肢だ。正直なところ、今はWRCに向けて頑張っているけど、その後はどうなるかわからない。

Crash.net:
現在のWRカーの時代は、ウェールズ・ラリーGBで幕を閉じました。新しいマシンと共に幕を開ける2011年のWRCは、どうなると思いますか?

ペター:
マニュファクチャラー間でのいい接戦になると思うよ。ルールが変わったから、新しいマニュファクチャラーが参戦しやすくなった。より小さいマシン、いい考えだよ。でも、(見応えという点では)ほとんど変わらないんじゃないかな。心配いらないよ。もし僕がマシンに乗れたら、狂ったようにプッシュするから!みんなのアタックが見られるよ。


原文:http://www.crash.net/world+rally/interview/165524/1/petter_solberg_-_pswrt_qa.html

Crash.netのラリートップ10:第1位 [from Crash.net]

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2010/11/26


シトロエンのプライベーター、ペター・ソルベルグが、Crash.netの2010年トップ10ラリードライバーの第1位を獲得した。


第1位 - ペター・ソルベルグ


彼は今年、いや、2005年以来勝っていない。しかし、ペター・ソルベルグは我々の2010年ラリードライバーランキングのトップだ。


ペターの約束は「誰にも負けない」であり、自身のプライベート・チームで見せた、セバスチャン・ローブ、セバスチャン・オジェ、ヤリ-マティ・ラトバラと言ったワークス・ドライバーたちとのバトルは、真に称賛すべきものだった。


彼は初戦のスウェーデンで苦しみ、9位に終わったが、メキシコではポディウムに上がった。今シーズン、ポディウムには8回上がり、そのうち5回は2位だった。


'ハリウッド'は何度も勝利まであと一歩のところまで行った。また、長い間組んできたコ・ドライバーのフィル・ミルズがポルトガルの後で引退したが、それでも彼は動揺しなかった。クリス・パターソンが加わり、トップレベルの仕事をしたことで、ソルベルグは勝利を狙い続けた。


実際に、シーズン終了までに彼は50以上のステージ・ウィンを獲得したが、これはステージでのバトルと同じくらいタフな、チーム存続に必要な予算の確保というステージ外でのバトルも戦いながらのものだった。あるスポンサーが契約を果たせなかったため、彼はシーズン最終戦とその前戦の半分を、自分のポケット・マネーをはたいて参戦した。


選手権3位という結果は、相応以上のものものだ。「とてもすごいことだよ」'銅'メダルを得た後でペターは言った。「僕らは今シーズンを、選手権3位を目標としてスタートしたんだ。そして今日、その夢を達成できたなんて、本当に信じられないよ」


「それに、これはこのチームが今年ずっとやってきた全てのハードワークに対する大きな見返りだ。全てのスポンサー、チーム、そしてフィル・ミルズに心から感謝するよ。フィル、シーズン前半は君がやってくれて、それがとても役に立ったよ」


一方、セバスチャン・ローブは、2008年末にスバルが撤退してワークス・シートを失ったソルベルグが、これまでにやってきたことを尊敬していると認めた。


「私はドライバーとしてのペターを称賛しているが、彼がチームと共にやってきたこと、そして自身のチームを運営するモチベーションも称賛している」今月初めにセブは語った。「来年も彼と走れることを願っているよ・・・」


統計 - ペター・ソルベルグ


チーム:ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム

マシン:シトロエン C4 WRC


選手権順位:3位

ポイント:169ポイント


出場イベント:13戦(13戦中)

勝利数:0回

表彰台:8回

ステージ・ウィン:51回

最高順位:2位(メキシコ、トルコ、日本、スペイン、英国)

ポイント・フィニッシュ:12回


Crash.net 2010トップ10ラリードライバー

1. ペター・ソルベルグ

2. セバスチャン・ローブ

3. セバスチャン・オジェ

4. ヤリ-マティ・ラトバラ

5. ダニ・ソルド

6. ミッコ・ヒルボネン

7. ユホ・ハンニネン(ワイルド・カード)

8. キミ・ライコネン

9. アルミンド・アラウジョ(ワイルド・カード)

10. チェビー・ポンス(ワイルド・カード)


特別賞:アーロン・ブアカート(JWRCチャンピオン)


原文:http://www.crash.net/world+rally/news/165219/1/crashnets_world_rally_top_ten_1st.html


ボローニャ・モーターショー [from ペターの公式サイト]

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2010/12/12

2010ボローニャ・モーターショーが終わり、ペター・ソルベルグは土曜日の「ベッテガ・メモリアル・ナイト・スプリント」で優勝、日曜日の「ベッテガ・メモリアル」では2位となった。

ペター・ソルベルグは土曜日の全てのレースを最速で走り、土曜日の「ベッテガ・メモリアル・ナイト・スプリント」で優勝した。日曜日も良いペースで走り、終盤までトップだったが、最後にセバスチャン・オジェが彼を破った。ミッコ・ヒルボネンが3位に入った。

「今週末は本当に楽しかったよ」フィニッシュ後にペター・ソルベルグは語った。「最後はちょっと熱くなり過ぎたね。フライングもしたし、エンジンはオーバーヒートだったし。オジェに勝てなかったのは残念だけど、少なくとも僕らはお客さん達に記憶に残るショーを見せたよね」

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原文:http://www.pettersolberg.com/html/2010/12/12/bologna-motorshow/?lang_pref=en

投票ではペターが1位 [from ペターの公式サイト]

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2010/12/10

2010年シーズンが終わり、非公式なトップ10ドライバーの投票が始まった。

チャンピオンシップに勝ったのはセバスチャン・ローブだが、多くのリストのトップにはペターの名前がある。crash.netのウェブサイトはペターをナンバー1ドライバーとしており、モータースポーツ・ニュースもリストの先頭に彼の名前を載せている。

crash.netの投票はここで見ることができる。WRC.comも投票をスタートしたところ(注:12/17スタートです)で、詳しくはここ(注:前回の記事の元です)で見ることができる。
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原文:http://www.pettersolberg.com/html/2010/12/10/5404/?lang_pref=en

パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー候補:ペター・ソルベルグ [ペター]

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2010/12/9

WRC.com・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー2010の投票が12月17日に始まる。WRC.comはあなたの投票を待っている。

投票日までに、専門家によって選出された10人の候補者の人物評を書いていく。7回目の世界チャンピオンを獲得したセバスチャン・ローブが、1人目の候補者として昨日公表された。今日は、ワークスを倒すパフォーマンスを何度も見せ、WRCのトップドライバーに帰って来たペター・ソルベルグの番だ。

2005年以来、ソルベルグは不振に喘ぐスバル・チームと共に低迷した数年間を送り、WRCで勝利を争っていなかった。しかし今シーズンは全てが変わり、この意欲に満ちたノルウェー人は、プライベーターとして走らせているシトロエン C4 WRCで、優勝まであと一歩のところに何度か迫った。

これは、2003年の世界チャンピオンによる並外れた努力の成果だ。彼は、スポンサーが約束した金額を支払わなかったために、2つのラリーの参戦費用を自費で賄っていた。

2005年9月のラリーGB以来となる勝利こそなかったものの、彼は目標としていた選手権トップ3を獲得した。

ソルベルグは、シーズン最終戦のウェールズ・ラリーGBのすぐ後に36歳となったが、1年を通して格上のライバル達と戦い、ニュージーランド、ジャパン、そして英国では優勝を争い、僅差で敗れた。

セバスチャン・ローブやダニ・ソルドなどのワークス・ドライバーと同じスペックのC4があったが、ソルベルグの予算には限りがあり、スペアパーツの使用を節約する必要があった。このことは、彼のマシンがメカニカル・トラブルに遭いやすいことを意味する。また、イベントの前にはソルベルグのラリーカーを使用したテストを実施する必要があり、これは彼の数少ないメカニック達に終わりのない苦労を強いることとなった。

ソルベルグは、2010シーズンを長い間組んできたコ・ドライバーのフィル・ミルズと共にスタートした。しかしミルズはボーダフォン・ラリー・ド・ポルトガルの後で引退し、同じイギリス人のクリス・パターソンと交代した。パターソンは、組んだ最初のイベントのラリー・ブルガリアで、ソルベルグを3位に導いた。パターソンの紛れもないスキルと経験により、引き継ぎはスムーズにいったような印象を与えたが、コ・ドライバーの変更は、ソルベルグが越えなければならないもう1つのハードルとなった。

彼は、この12ヶ月間の個人的な犠牲、家族と過ごす時間をほとんど持たなかったことについても語った。彼の努力と成功にもかかわらず、ソルベルグは来年のWRC参戦を継続するのに必要なスポンサーを確保できる見通しが、確実でないことを認めた。

2010年シーズンを振り返ってソルベルグは語った。「トップに帰ってくるまで長くて大変な道のりだったから、とてもハッピーだよ。僕たちはどのラリーでも速かったけど、プライベーターとしてはこれは大変なことなんだ」

その他の候補者を知りたい?

これまでに公表したのは

1: セバスチャン・ローブ

原文:http://www.wrc.com/news/personality-of-the-year-nominees-petter-solberg/?fid=13985

ペター・ソルベルグ、IRCのラリー・モンテカルロに出場 [from ペターの公式サイト]

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2010/12/6

シトロエン・レーシング、およびプジョー・スポールの責任者、オリビエ・ケネルは、2011年のIRC開幕戦、ラリー・モンテカルロのドライバーとして、ペター・ソルベルグと契約した。ペター・ソルベルグはプジョー207 S2000をドライブする。

「オリビエ・ケネルが2011年のIRCラリー・モンテカルロで走らないかって言ってきたときにはとても驚いたよ」ペターは言う。「もちろん引き受けるほかなかったよ!チームはマシンを走らせ、いい成績を確保するために僕を欲しがったんだ。僕にとって、これはより競争の激しいラリーを戦えるってことだし、これまでにIRCは走ったことがないから、新しい経験でもあるんだ。いくつかのステージでは生中継もあるから、エキサイティングになるだろうね。これは1戦だけの出場で、この先IRCに参戦する計画はない。僕の計画は今でもWRCだし、2011年のチャンピオンシップを争うことなんだ」

ラリー・モンテカルロは2011年1月19日にヴァランスをスタートし、1月22日にモナコでゴールする。PSAプジョー・シトロエンの一部であるこのフランスのマニュファクチャラーは、ペターの他に5台のマシンを走らせる予定だ。

原文:http://www.pettersolberg.com/html/2010/12/06/petter-solberg-kjører-irc-rallye-monte-carlo/?lang_pref=en

ソルベルグ・エキストリーム・モーターショー2010 [from ペターの公式サイト]

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2010/12/1

ソルベルグ兄弟がまたやった!ファンタスティックなショー、全席完売、素晴らしい雰囲気だった!

ペターとヘニングが戦車に乗ってアリーナに入場し、ショーの幕を開けた一方で、全てのドライバーが15000人の観客の前でダンスを披露した。対決の合間には、FMX(フリースタイルモトクロス)やドリフト、ドラッグレースの息をのむようなスタントもあった。グランド・フィナーレでは、ソルベルグ兄弟がラリーカーの本当のドライビングやタイヤの本当の使い切り方を披露した。

「信じられないくらい楽しかったよ」ショーの後でペターが語った。「僕らはノルウェーの人達に、モータースポーツがどんなに素晴らしくて楽しいものになるかってことを見せたかったんだ。そして今晩、その通りできたと思うよ!」

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原文:http://www.pettersolberg.com/html/2010/12/01/solberg-extreme-motorshow-2010-2/?lang_pref=en

スバルと三菱、R4を前進 [その他]

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ペターとは関係ありませんが、日本人としては見逃せない記事なので、訳してみました。

2010/11/29

日本のマニュファクチャラー、スバル三菱は、来年S2000勢と互角に戦うため、現在のグループNマシンの高性能バージョンを開発している。

FIA世界モータースポーツ評議会が新しい「R4」スペックに青信号を出したことで、市販のインプレッサランサーをベースとしたマシンの開発が今月初めに開始された。

既存のグループNマニュファクチャラーがホモロゲートするR4キットによって、2リッターターボ車の性能は高まり、自然吸気のS2000と同じレベルになるだろう。

R4クラスにより、インプレッサとランサーは2011年のSWRCにおいてS2000マシンと競うようになり、また、既にS2000と同じカテゴリーで戦っている各国の選手権でも、それらターボ車は力を得るだろう。

キットの詳細はまだFIAによって最終決定されていないが、来年のR4は既存のN4と比べて、より長いサスペンションストローク、ステアリング・カラム、ダッシュボード、窓の改造によって、より強く、より軽くなることが期待されている。義務づけられている33mmのターボ・リストリクターの拡大により、パワーも増加するだろう。

PWRCチャンピオンのアルミンド・アラウージョは、先週のイタリアでのモンツァ・ラリーショーで三菱ランサーエボXのR4プロトタイプを走らせ、R4のポテンシャルの片鱗を見せた。彼のタイムはS2000クラスの中で常に2位か3位であり、最後のステージは全てのS2000勢を抑えてトップタイムで締めくくった。

原文:http://www.wrc.com/news/subaru-and-mitsubishi-make-r4-progress/?fid=13971

ペター効果、ペターを救うか?(後編) [ペター]

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2010/11/26

前回の記事の続きです。

バンゼーはスカンジナビアでの「ペター効果」について早急に話し合った。その快活な気質と決して諦めない姿勢により、ペターは来シーズンもWRCに参戦できるかもしれない。

DS3をドライブしたければ、解決しなければならない小さな問題がいくつかある。例えば彼がドライブするチーム名だ。ペターの支援者達は、シトロエン・ジュニアチーム(来年のチーム名称は不明だが)ではなく、ペター・ソルベルグ・ワールドラリーチームにしたいと願っている。

しかし、シトロエン・チーム代表のオリビエ・ケネルの説明するところによると、新しいマシンに関する機密条項により、彼はペターにマシンを外部委託することができないそうだ。交渉の余地はないだろう。

しかし、待って欲しい。凍てつく北国の有力者達の間からは不満の声が上がっている。彼らはペターを求めており、ペターにはフロントにダブル・シェブロンのあるマシンに乗って欲しいと主張している。

ペターはまだシトロエンでラリーに勝っていないが、彼が北欧のシトロエンの販売増に関する直接の要因である。そして、このことが来シーズンの彼のシートを確保する助けになるかもしれない。望みはまだあるのだ・・・。

原文:http://www.wrc.com/news/features/will-the-solberg-effect-come-to-petters-rescue/?fid=13969&page=4401

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